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消化管術後食(分割食)について

消化管術後食

主に、下部の消化管手術(大腸切除、小腸切除、腸閉塞等)を受けられた患者様に提供します。術後3~5日目から流動食や三分粥食を開始し、段階的に食事形態を上げます。
大腸の手術をした場合、術後1カ月くらいまでは腸の働きが不安定で癒着しやすく、腸閉塞が起こりやすい状況です。腸の働きが安定するまでの間は、食物繊維の少ない、消化の良い食事を摂ることが薦められます。

消化管術後分割食

主に、上部の消化管手術(食道切除、胃切除等)を受けられた患者様に提供します。術後3~5日目から流動食や三分粥食を開始し、段階的に食事形態を上げます。
術後は消化機能が障害されるので、消化の負担を軽減させるために1回量を少なくし、1日全体の摂取量を確保するために間食で補います(補食)。当院では、1日6回食(食事3回+補食3回)に分けて提供しています。
胃の手術をした場合、術後3~6カ月くらいまでは消化管の働きが不安定な状況です。食べ物をスムーズに腸に送る働きが回復するまでは、消化が良い食事を摂ることが薦められます。

消化管術後食(分割食)の献立例

消化管術後食(分割食)の一例
  • 主食
  • さけの白ワイン蒸し
  • 小松菜のソテー
  • じゃが芋と人参のサラダ
  • 果物

☆献立のトータル栄養価(1人分:分割食米飯の場合)

エネルギー(kcal) 360 たんぱく質(g) 13.5
食塩相当量(g) 1.0 脂質(g) 4.0
食物繊維(g) 3.0 炭水化物(g) 67.2
さけの白ワイン蒸し

さけを白ワインで蒸し焼きにするだけの、とても簡単な料理です。術後は消化機能が低下しますので、普通食の1/2量に減らし、消化に時間のかかる油を使わず蒸し焼きにしました。

かじきのパン粉焼き

[材料] 1人分(分割食の分量です)

さけ切身・・・・・½切れ(30g)
塩・・・・・・・・0.3g
顆粒コンソメ・・・0.5g
白ワイン・・・・・小さじ1
ブロッコリー・・・30g
にんじん・・・・・10g

[作り方]

  • さけの表面に塩をふり、10分くらいおいてペーパータオルで水気を拭き取る。
  • アルミホイルにさけを載せ、コンソメ、白ワインをふりかけ、野菜を添えて包む。
  • オーブントースター(又はオーブン)を温め、2を入れて10分程度蒸し焼きにしたら、出来上がり。
  • 電子レンジを使用する場合は、さけと野菜を耐熱容器に入れてラップをし、500Wで7分加熱した後にラップをしたまま2分置いて蒸す。

[一口メモ]

  • お好みで玉ねぎやキャベツをさけと一緒に蒸し焼きにしたり、しょうゆや味噌で和風の味付けにしても楽しめます。
  • 消化を良くするために、野菜の切り方にも工夫があります。野菜の繊維と垂直に包丁を入れ、繊維を切断するように切ると良いでしょう。