診療科のご案内

甲状腺外科


診療科の特徴

スタッフ

林昌俊

氏名 林 昌俊(はやし まさとし)
資格 内分泌外科専門医
日本外科学会指導医,専門医,認定医
日本消化器外科学会指導医,専門医,認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(消化器・一般外科)
日本がん治療認定医機構暫定教育医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
消化器がん外科治療認定医
マンモグラフフィー読影認定医
麻酔科標榜医
日本臨床外科学会評議員

関野 誠史郎

氏名 関野 誠史郎(せきの せいしろう)
資格 日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本肝胆膵外科学会評議員
日本臨床外科学会評議員
マンモグラフィー読影医

外来診療担当医

 
午前 林 昌俊 林 昌俊 関野 誠史郎 林 昌俊 関野 誠史郎

※診察は外科外来にて行っています。

診療科の特徴

当院は、日本甲状腺学会認定専門医施設として、甲状腺疾患の診療にあたってきましが、日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会専門医制度認定施設にも認定されました。今後も内科・外科一体となって、さらに甲状腺疾患の治療の充実に努めてまいります。

甲状腺とは

甲状腺は頸部にある、重さが15~20gの臓器です。正面から見るとまるで蝶の形をしていて、気管の前面にあります。

甲状腺の位置

そこでは、体に必要不可欠な甲状腺ホルモン(T3、T4)が出ていて、成長や発達に欠かすことができないホルモンです。また全身(脳、心臓、消化官、骨、筋肉、皮膚、その他)の新陳代謝を活発にする働きがあり、身体の活動を調整したり精神や神経の調整も行います。

疾患について

甲状腺の病気

甲状腺の病気は大きく分けて2つあります。

  • ホルモンの産生異常をきたす病気
    • バセドウ病(甲状腺機能亢進症):ホルモン産生が過剰な場合
    • 橋本病:ホルモン産生が低下している場合
  • 甲状腺にできる腫瘍
    • 甲状腺癌
    • 良性腫瘍

甲状腺ホルモン産生異常の主な症状

甲状腺腫瘍について

近年の画像検査の発達により小さいうちに偶然発見されることが多くなっています。たとえば、頸部違和感や痛み等でかかりつけ医に受診した時に、超音波検査やMRI検査によって偶然甲状腺に腫瘍が発見されることがあります。また、高血圧で内科医院を受診した際に、頸動脈エコー検査で発見されることもあります。そのなかには、良性・悪性の両方を同時に発症している場合もあります
一般的に、甲状腺腫瘍は経過が非常に長く、自覚症状に乏しいことが多い病気です。このためせっかく見つかったのに放置する患者様が見受けられますが、それは良くありません。悪性腫瘍の場合もありますので、甲状腺に異常を指摘された場合には、甲状腺専門病院を受診されることをお勧めします。

副鼻腔炎に苦しんでいる女性


甲状腺の外科治療
手術対象疾患

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)、甲状腺腫瘍

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の外科治療

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)には、薬物治療でのコントロールが不良な場合や副作用で薬を処方できない場合には、放射線治療や外科的切除が必要になります。
当院では、再発の可能性が少なく、効果が確実な甲状腺全摘術を行っています。
その場合は終生甲状腺ホルモンの服用が必要となりますが、日常生活に支障をきたすことはありません。また、副作用がなく、妊娠中・授乳中でも安心して服用できます。

甲状腺腫瘍の外科治療

甲状腺腫瘍には良性と悪性があり、95%は良性の腫瘍と言われています。全てというわけではありませんが、大きい良性腫瘍や悪性の可能性が否定できない場合には手術が必要になります。
悪性腫瘍の場合は小さい腫瘍は経過観察の可能性もありますが、基本的には甲状腺の切除とリンパ節郭清(転移の危険性のあるリンパ節も一緒に取ってしまうこと)を行います。
当院では、良性腫瘍に対しては過不足ない術式を選択し、悪性腫瘍に対してはガイドラインを遵守し手術適応・術式を決定しています。

内視鏡下甲状腺摘出術

内視鏡下で行う手術はできる範囲が限定されますが、当院では以前より整容性に優れた内視鏡補助下甲状腺片葉切除術を行ってきました。鎖骨の下側を3cm程度切除し内視鏡下で甲状腺を摘出するため、頸部を切開せず人目に付きやすい首に手術の痕が残ることはありません。
また、昨年よりバセドウ病(甲状腺機能亢進症)や良性甲状腺腫瘍に対しては、さらに切開創を小さく分散させ、整容性に優れた完全内視鏡下甲状腺切除術を導入しました。

完全内視鏡下甲状腺切除術


甲状腺手術の頸部の傷

内視鏡甲状腺手術の詳細は↓下記リンク先からご覧になれます。

実績
  2015年 2016年 2017年 2018年
甲状腺 169 175 148 163
副甲状腺 8 6 7 9
その他 26 17 13 13
内訳
  2015年 2016年 2017年 2018年
甲状腺悪性腫瘍 83 83 68 65
甲状腺良性腫瘍 71 69 61 68
甲状腺機能亢進症 15 23 19 31
内視鏡下甲状腺手術 17 9 13 17