診療科・部門

診療科

呼吸器内科

診療科の特徴

概要と診療方針

肺がん診療

肺がんの組織型、進展範囲に応じて適切な治療方針を示します。当院では早期の肺がんなら外科に紹介して手術、進行した肺がんなら当科にて化学療法を行います。局所進展型で放射線照射が必要な症例に対しては当院には放射線治療設備がありませんので適切な病院と連携して治療します。
がんの浸潤による痛みに対し、オピオイド(麻薬)を含めた疼痛コントロールをします。

喘息診療

吸入ステロイド薬を中心にした個々の症例に適切な薬剤を用いて、喘息発作がなく喘息で無い人と同じ生活を送れることを目標としています。
喘息のコントロールの悪い方にはピークフローメータを使用した喘息日記をつけていただき、喘息発作時の対応が自分でできるようになっていただきます。コントロールが悪い場合、生物学的製剤の投与もできます。

COPD診療(慢性閉塞性肺疾患)
COPDの可能性がある方
  1. 40歳以上
  2. 喫煙者
  3. 咳・痰・息切れがある

呼吸機能検査、血中酸素濃度測定、胸部CT検査などで診断をしています。
程度に応じて、必要な生活指導・吸入を中心とする薬物療法・呼吸リハビリなどをしています。

呼吸不全

息切れ、動悸(胸がおどる)などは心臓病とは限りません。
長年の喫煙歴のある方、昔結核を患った方で上の様な症状の方は、呼吸不全(酸素不足)かも知れません。
こういった方に対しては、呼吸リハビリも含め自宅での酸素吸入療法をお世話しています。

胸部異常影

受診当日にCT施行、その後気管支鏡検査にて病理学的、細菌学的診断をします。健診で胸部X線異常を指摘された方、肺がん、結核が心配な方はご相談下さい。

気管支鏡検査

原則として1泊入院にて施行しています。

気胸治療

気胸に対しては細径カテーテルを用いて治療します。通常のカテーテルに比べカテーテル留置中の疼痛が軽減でき、カテーテル抜去後の傷が目立ちません。
内科的治療に抵抗性の方は外科にて速やかに胸腔鏡下で手術を予定します。

スタッフ紹介

澤田 昌浩 氏名 澤田 昌浩(さわだ まさひろ)
役職 部長
資格 日本呼吸器学会指導医・専門医
日本呼吸器内視鏡学会指導医・専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本がん治療認定医
ICD(インフェクションコントロールドクター)
メッセージ 岐阜市で数少ない呼吸器専門医として、レベルの高い呼吸器科診療を提供すべく努力していきたいと考えています。
天野 裕樹 氏名 天野 裕樹(あまの ひろき)
役職 医長
資格 日本内科学会認定内科医
メッセージ 呼吸器の病気の多くが呼吸苦という大変な苦痛を伴います。その苦痛を少しでも和らげることが出来るように診療させていただきます。

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