診療科・部門

診療科

産婦人科

診療科の特徴

概要と診療方針

  • 患者さん本位の医療、患者さんに優しい医療を大切にします
  • 最新の質の高い医療を安全に!がモットーです
  • 1年365日24時間体制でお世話します

私達は患者さんに少しでも気分よく、安心して診療を受けていただくことが何よりも大切と考えています。"患者さん主体の医療"これが私達の目標です。

診療内容

私達の診療の特色は次のとおりです。ご質問、お問い合わせなどは産婦人科外来までいつでも気軽にご相談ください。

更年期外来

女性は40代に入った頃より卵巣の働きが徐々に衰え始め、それに伴って女性ホルモンの分泌も減少します。やがて生理がなくなると女性ホルモンの量はますます減少し、ホルモン不足により下記のような症状が現れます。

  • のぼせ、ほてり、動悸、息切れ
  • 頭痛、めまい、眠りが浅い、睡眠不足、集中力低下
  • 気分が沈む、疲労倦怠感、物忘れ、怒りっぽい
  • 肩こり、腰痛、筋肉痛、体の痛み、手足のしびれ
  • 頻尿、陰部掻痒、性交痛、膣炎、精力減退

当科ではこれらの症状にお困りの患者さんのために更年期外来を開設し、女性ホルモン療法を始めとした治療を行っております。少量の女性ホルモンを内服することにより、かなりの症状が改善されます。心配な副作用は一切なく、子宮癌になる恐れも全くありません。閉経後に起こりやすい骨粗鬆症・高脂血症といった病気も女性ホルモン療法により予防することができます。

不妊症/体外受精外来
速やかで正確な検査が最も大切です!

妊娠するためには

  1. 卵巣から排卵が規則的におこること
  2. 精子が正常であること
  3. 卵管の中で精子と卵子がタイミング良く出会うこと
  4. 受精卵が卵管から子宮にたどりつき子宮内に定着すること

が大切です。

1.~4.のいずれに問題があっても赤ちゃんが授からない原因となります。少しでも早くに妊娠していただくためには、まず不妊症の原因が1.~4.のどこにあるのかを正確に、そして手際よく調べることが大切です。初診時にはまずゆっくりとお話をお聞きします。(患者さんのお話から不妊症の原因を推定することができます)その上で一般的な婦人科検診(問診・超音波検査など)と採血によるホルモン検査を受けていただきます。場合により精液検査、子宮卵管造影、ホルモン負荷試験などを予約します。

少しでも自然に! 少しずつステップアップ!

ほとんどのカップルは少しでも自然に近い方法で妊娠することを望んでおられます。これは私たちの理想でもあります。そこで排卵がある患者さんにはまずタイミングを指導することから始めます。

3~4ヶ月しても良い結果が得られない場合には次の段階へのステップアップを考えます。排卵誘発剤の内服・排卵誘発剤の注射・人工授精・体外受精といった具合です。これまでの多くの経験から同じ治療を漫然と繰り返しても良い結果は得られないということが証明されています。

1つの治療法を何回か繰り返しても妊娠しない場合にはまずゆっくりとリフレッシュすること、そして勇気をもって次の治療にアタックすることが大切です。

スタッフ紹介

永原 健児 氏名 永原 健児(ながはら けんじ)
役職 部長
資格 日本産婦人科学会産婦人科専門医
メッセージ 諸事情により現在、一人のみでの診療体制となっているため、診療内容に制限があり、ご迷惑をお掛け致しております。
月経異常(月経不順や月経痛の悪化・月経量の増加)や月経周期に伴う体調不良、更年期症状などを始め、薬物療法により改善可能な苦痛症状は多数あります。仕方がないものと我慢したり、ご自分ひとりで抱え込んだりすることなく、ご気軽にご相談下さい。
また、婦人科良性腫瘍や子宮癌検査異常の定期的な経過観察・精査も積極的に行なっています。癌が見つかったとしても、早期発見により必要とされる治療の内容が大きく変わってきますので、婦人科定期検診を習慣付けしていただけたらと存じます。

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