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放射線科

CT装置・検査について

CT検査は、どのような検査?

64列CT「Optima CT660 Pro Advance」(GEヘルスケア社製)は、高精細な画像での全身検査を従来の装置より少ない被ばく線量で撮影を行なうことができます。また、検出器が増えたことで撮影時間が大幅に短縮され患者様の息止めも短くなり、お年寄りの方やお子様でも安心して検査を受けることができます。

高性能画像処理ワークステーションSYNAPSE VINCENT(フジフィルム社製)は、画像データを高速処理することにより高精度な3D画像が作成できます。脳の血流評価、冠動脈の狭窄の評価、大腸の病変の描出などより精度の高い診断をすることができます。

CT検査でわかることは?

造影剤を用いることによって、小さな病変や正常な部位との区別がつけにくい病変が明瞭に描出されるようになり、より正確な診断が可能となります。

頭部検査

脳血管と骨の画像を重ね合わせることにより、脳動脈瘤の同定や腫瘍性病変と血管との関係が明瞭に観察できます。

胸部検査

気管支、肺動脈、肺静脈と腫瘍とを重ね合わせて病変の所在が明瞭に観察できます。

心臓検査

心臓の血管(冠動脈)の走行や冠動脈の狭窄部位の評価ができ、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患などの診断ができます。

腹部検査

肝臓を支配する血管と腫瘍の画像を重ね合わせて病変の所在、腹部血管と骨格の画像を重ね合わせて位置関係も明瞭に観察できます。

大腸検査

二酸化炭素を入れながら撮影を行い、膨らんだ大腸の走行状態や大腸内部の壁の状態が明瞭に観察できます。

整形検査

骨の立体画像により骨折部位の同定が明瞭に観察できます。また、手術時のナビゲーションとしても有用になっています。

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