令和２年度 岐阜赤十字 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 - 78 155 188 317 497 1053 2005 1501 386
当院は地域医療支援病院として、かかりつけ医と連携し幅広い年齢層の患者様に医療を提供しております。
60歳以上の患者様が多く全体の8割を占めており、超高齢化社会に伴うものと考えております。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x6xx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ６あり 172 3.38 4.51 0.00 72.49
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍　甲状腺悪性腫瘍手術　切除（頸部外側区域郭清を伴わないもの）等　手術・処置等１ なし 128 7.36 8.50 0.78 51.90
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 97 7.00 4.86 2.06 67.64
060241xx97xxxx 痔核　手術あり 41 7.10 5.64 0.00 60.63
060040xx99x6xx 直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ６あり 40 3.28 4.48 0.00 71.03
一般外科・消化器外科を中心に甲状腺外科、乳腺外科、呼吸器外科、末梢血管外科の診療を行っております。消化器系の癌に対する治療を積極的に行っており、それに伴う化学療法が上位となっております。甲状腺疾患については、伝統的に得意とする分野であり、当院の甲状腺・糖尿病内科との連携のもと治療を行っております。また、おしりの病気の電話相談を開設しているため、痔核の手術も積極的に行っております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼 356 3.45 4.95 0.00 76.09
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼 151 3.77 2.76 0.00 69.74
020200xx9710xx 黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 78 8.38 6.49 0.00 69.06
020160xx97xxx0 網膜剥離　手術あり　片眼 77 11.53 8.97 0.00 58.96
020220xx97xxx0 緑内障　その他の手術あり　片眼 52 8.42 5.79 0.00 71.92
白内障手術が両眼、片眼ともに件数の多い症例となっています。
当院の白内障手術の両眼症例では、左右同日に手術することにより、全国平均より１日短い在院日数となっております。黄斑変性、網膜剥離、緑内障に対する手術症例も多く取り扱っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症　手術あり 197 6.72 8.43 0.00 70.06
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等２ なし 66 5.83 7.13 0.00 76.41
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり 59 2.12 2.54 0.00 74.73
110070xx99x20x 膀胱腫瘍　手術なし　手術・処置等２ ２あり　定義副傷病 なし 47 2.98 9.96 0.00 80.74
11012xxx020x0x 上部尿路疾患　経尿道的尿路結石除去術　手術・処置等１ なし　定義副傷病 なし 46 5.70 5.67 0.00 66.65
当院では泌尿器科女性専門外来としてウロギネセンターを開設しており、膀胱脱、子宮脱などの骨盤臓器に対する手術を積極的に行っているため、件数の多い症例となっています。
また、膀胱癌に対する経尿道的腫瘍切除術や、前立腺癌の検査である前立腺生検、尿路結石に対する経尿道的除去術を行う入院も件数の多い結果となりました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし 41 12.32 9.53 2.44 77.10
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 37 6.97 13.95 0.00 58.00
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 22 2.36 2.66 0.00 69.64
06007xxx9905xx 膵臓、脾臓の腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ５あり 21 8.33 8.91 0.00 84.10
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし 20 7.00 7.74 0.00 66.95
胆道系疾患の内視鏡下手術や消化管内視鏡検査、内視鏡治療を積極的に行っています。
消化器系の癌に対する化学療法も多く取り扱っております。
アルコール性肝障害での入院も増えています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等 87 37.61 25.09 75.86 84.48
160760xx97xx0x 前腕の骨折　手術あり　定義副傷病 なし 28 7.21 5.18 0.00 70.46
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし 25 14.80 18.81 60.00 81.36
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎　手術なし　手術・処置等２ １あり 17 3.35 2.68 0.00 72.12
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折・脱臼　手術あり　定義副傷病 なし 16 3.81 4.35 0.00 32.19
高齢者に多い大腿骨頚部骨折が最多です。地域連携パスを用いて手術後のリハビリを岐阜市全域で連携し行っているため、転院率が高くなっています。
手の専門外来を設けており、手や腕に関する手術も多く取り扱っております。
内分泌代謝科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病　手術なし 48 3.08 5.39 0.00 33.73
10007xxxxxx1xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ １あり 44 11.98 14.60 0.00 70.14
10007xxxxxx0xx ２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）　手術・処置等２ なし 21 10.52 11.26 0.00 68.48
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 20 15.95 20.51 15.00 88.75
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 20 10.95 13.00 5.00 79.10
甲状腺、副甲状腺疾患を中心とする内分泌疾患と糖尿病について主に診療を行っています。
妊娠糖尿病の患者に対するインスリン導入目的の入院が最も多くなっています。
誤嚥性肺炎、尿路感染症などの急性疾患の診療も行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ あり　手術・処置等２ なし 35 5.80 3.39 0.00 73.03
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　手術・処置等２ なし 20 26.60 18.61 5.00 76.00
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 19 15.95 20.51 10.53 84.37
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 15 15.00 13.00 0.00 76.33
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ４あり　定義副傷病 なし 14 10.57 9.42 7.14 77.57
肺癌、喘息、ＣＯＰＤ、呼吸不全、胸部異常影、気管支鏡検査、気胸の診療を行っております。
肺癌の確定診断を行うための気管支鏡検査の入院が最も多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 48 22.21 17.23 0.00 81.83
050050xx9913xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１ １あり　手術・処置等２ ３あり 42 3.93 5.97 0.00 75.24
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１ なし、１,２あり　手術・処置等２ なし 14 3.86 4.44 0.00 73.36
050130xx9902xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり 13 40.54 24.18 0.00 80.69
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 10 27.20 20.51 20.00 86.70
狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心筋症、心不全、高血圧症、動脈疾患などの診療を行っております。
狭心症に対する心臓カテーテル検査と単一光子放射断層撮影（ＳＰＥＣＴ）を行う検査を多く取り扱っております。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 62 16.89 11.04 1.61 76.21
110280xx9902xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ ２あり 12 9.42 8.90 8.33 71.50
050130xx9900xx 心不全　手術なし　手術・処置等１ なし　手術・処置等２ なし 11 24.27 17.23 0.00 85.64
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群　手術なし　手術・処置等２ なし - - 20.56 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし - - 13.00 - -
慢性腎不全に対する入院が最も多くなっております。
その他腎臓疾患や透析関連の症例も多く取り扱っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸　手術なし　手術・処置等１ あり 32 2.00 2.04 0.00 62.06
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 11 2.27 6.71 0.00 56.09
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり 11 4.45 7.20 0.00 64.18
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし - - 4.94 - -
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　その他の手術あり - - 8.69 - -
睡眠時無呼吸症候に対する検査入院が最も多くなっています。検査は夕方入院し翌朝退院の１泊２日で行います。
その他にもめまい、難聴、耳鳴り、咽喉頭炎、副鼻腔炎などさまざまな症例を取り扱っております。慢性扁桃炎に対する、口蓋扁桃摘出術やアデノイド切除術も行っています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ５あり 30 19.83 20.27 0.00 74.13
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群　手術なし　手術・処置等２ ４あり 13 7.69 10.18 0.00 66.00
130030xx99x0xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ なし - - 9.65 - -
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ３あり - - 16.62 - -
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２ ６あり - - 14.15 - -
非ホジキンリンパ腫に対する化学療法入院が最も多くなっております。
急性白血病、骨髄異形成症候群に対する治療など様々な血液疾患の症例を取り扱っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
180030xxxxxx0x その他の感染症（真菌を除く。）　定義副傷病 なし 17 17.24 10.76 11.76 70.65
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２ なし 16 15.00 20.51 0.00 87.50
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症　手術なし 12 14.67 13.00 0.00 77.00
0400801499x002 肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）　手術なし　手術・処置等２ なし　定義副傷病 なし　A-DROP スコア2 - - 15.71 - -
180030xxxxxx1x その他の感染症（真菌を除く。）　定義副傷病 あり - - 21.45 - -
総合内科では、診断がつかない患者様や複数の慢性疾患を有する患者さんの診察など、さまざまな症例を取り扱っております。
誤嚥性肺炎、尿路感染症が多い症例となっております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 20 8.45 9.12 5.00 70.95
080010xxxx0xxx 膿皮症　手術・処置等１ なし 12 13.83 12.87 0.00 69.17
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　手術・処置等２ なし - - 7.71 - -
080110xxxxx0xx 水疱症　手術・処置等２ なし - - 28.91 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。）　その他の手術あり　手術・処置等１ なし - - 4.76 - -
痛みを伴う紅斑や水疱を症状とする帯状疱疹での入院が最も多く、次いで蜂巣炎での入院となっています。
その他、湿疹、真菌症、蕁麻疹、ウィルス感染症など様々な症例を取り扱っております。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 23 11 11 71 - 24 1 7
大腸癌 16 55 96 245 28 67 1 7,6
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - 32 64 - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
ＵＩＣＣ分類ではステージの数が大きくなるほど進行した癌であることを示しています。
同一患者が複数回入院した場合、入院毎に１例としてカウントされます。
大腸癌Ⅲ期、Ⅳ期といった進行した大腸癌の割合が高くなっています。
外科では、大腸癌の手術の約半数を腹腔鏡下大腸切除で行い、胃癌では腹腔鏡下胃切除術も行っています。また進行癌に対しては抗癌剤治療や緩和ケアに取り組むなど一貫した治療をしています。
消化器内科では、早期癌の内視鏡治療に粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）を取り入れています。
放射線治療が必要な場合は、適切な病院と連携し治療を進めております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 18 10.50 49.61
中等症 128 14.80 81.67
重症 19 20.58 87.21
超重症 10 18.60 83.40
不明 - - -
成人市中肺炎で入院される患者さんのうち約７割が中等症の患者さんです。
高齢になるほど重症化する方が多く、重症になるほど入院期間が長くなります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 30 21.97 81.70 36.36
その他 - - - -
発症から早期に入院される患者さんが多いです。平均年齢は81歳と高齢の方が多くなっています。急性期治療を終えた後、３割ほどの患者さんが継続的なリハビリのため後方支援病院へ転院されます。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 494 1.05 1.36 0.00 74.44
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含むもの） 188 1.06 7.49 0.00 67.61
K2682 緑内障手術（流出路再建術） 45 1.89 5.56 0.00 74.38
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他のもの） 24 1.50 7.00 0.00 75.42
K2821ｲ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズを挿入するもの） 18 1.22 6.83 0.00 71.94
一番件数が多いのは白内障手術です。網膜剥離や網膜前膜に対する手術、緑内障に対する手術にも対応しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 57 1.86 6.56 0.00 62.11
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 56 1.29 4.14 0.00 61.45
K4611 甲状腺部分切除術，甲状腺腫摘出術（片葉のみの場合） 46 1.07 5.07 0.00 55.07
K6335 ヘルニア手術（鼠径ヘルニア） 43 1.70 5.93 4.65 76.26
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術（切除）（頸部外側区域郭清を伴わないもの） 34 1.06 5.00 0.00 52.06
当院では開腹手術だけではなく、より侵襲性の低い腹腔鏡下での手術を積極的に行っております。一番件数が多いのは胆のう疾患に対し、腹腔鏡下で胆嚢を摘出する手術です。甲状腺腫瘍に対する摘出術については、内視鏡下での手術も行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術 119 1.14 4.09 0.00 67.55
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 65 1.29 3.54 0.00 76.25
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの） 46 1.41 3.28 0.00 66.65
K802-21 膀胱脱手術（メッシュを使用するもの） 41 1.34 5.49 0.00 73.07
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 28 1.36 6.25 0.00 80.64
当院のウロギネセンターでは子宮脱や膀胱瘤、膀胱脱に対する治療を行っているため、腹腔鏡下仙骨膣固定術や膀胱脱手術の件数が多くなっています。膀胱癌を経尿道的に切除する手術や尿路結石に対する手術も多く取り扱っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（大腿） 等 58 8.90 27.74 74.14 84.90
K0732 関節内骨折観血的手術（手） 等 31 4.06 12.97 12.90 69.03
K0811 人工骨頭挿入術（股） 30 12.50 24.00 80.00 83.43
K0463 骨折観血的手術（膝蓋骨） 等 19 2.21 6.05 0.00 48.74
K0483 骨内異物（挿入物を含む。）除去術（前腕） 等 17 1.00 3.65 0.00 67.94
骨折に対する観血的手術が多い症例となっています。それに伴い骨折手術で挿入したインプラント等を抜釘する手術も多く施行しています。
また、手の専門外来を設けていることから、前腕、手、指の手術も上位を占めます。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 30 1.17 1.50 0.00 58.90
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 24 7.71 10.42 8.33 77.25
K6871 内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみのもの） 24 1.00 10.54 8.33 73.54
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満） 20 1.40 1.80 0.00 72.65
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 20 0.80 8.65 0.00 73.00
難治性腹水などに行う胸水・腹水濾過濃縮再静注法が一番多い症例となります。胆管狭窄などに行われる内視鏡的胆道ドレナージや総胆管結石などに行われる内視鏡的乳頭切開術も多い症例となっています。他にも、胃・大腸ポリープに対する内視鏡手術、消化管出血に対する止血術を行っております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（初回） 69 0.12 1.42 0.00 74.03
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術（１の実施後３月以内に実施する場合） 25 0.12 1.36 0.00 75.04
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術（内シャント造設術）（単純なもの） 10 11.90 13.90 0.00 68.90
K610-3 内シャント設置術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満） - - - - -
慢性腎不全の透析シャント閉塞に対する手術が最も多くなっています。初回の手術から3ヶ月以内に実施した場合、異なる手術コードでの請求になります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの） 14 1.29 2.21 0.00 73.43
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極の場合） 10 5.40 15.70 0.00 82.00
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K620 下大静脈フィルター留置術 - - - - -
狭心症や陳旧性心筋梗塞に対して行う経皮的冠動脈ステント留置術が最も多い症例となっております。ペースメーカー移植術も多く取り扱っています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 24 0.39
異なる 12 0.19
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 95 1.54
異なる - -
入院した契機である傷病から敗血症を発症するケースもみられるため、入院契機の傷病名と異なる場合があります。
手術・処置等の合併症の95件のうち9割以上が予定入院を含む経皮的シャント拡張術での入院になります。経皮的シャント拡張術を行う入院は手術・処置等の合併症のＤＰＣになるため、件数が多くなっています。
更新履歴
2021/9/30
令和２年度　岐阜赤十字病院　病院指標　公開