令和4年度 岐阜赤十字 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 - 53 132 157 220 434 860 1815 1695 556
当院は地域医療支援病院として、かかりつけ医と連携し幅広い年齢層の患者様に医療を提供しております。
60歳以上の患者様が多く全体の8割超を占めており、超高齢化社会に伴うものと考えております。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 114 6.59 4.59 0.88 *68.06
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1 なし 73 7.42 8.06 0.00 54.42
060035xx99x6xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 6あり 63 3.25 4.44 0.00 72.59
060235xx97xxxx 痔瘻 手術あり 39 5.38 5.68 0.00 40.41
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 8.26 6.93 0.00 *66.03
一般外科・消化器外科を中心に甲状腺外科、乳腺外科、呼吸器外科、末梢血管外科の診療を行っております。鼡径ヘルニアの手術症例が最も多くなっております。甲状腺疾患については、伝統的に得意とする分野であり、当院の甲状腺・糖尿病内科との連携のもと治療を行っております。次に消化器系の癌に対する治療も積極的に行っており、それに伴う化学療法が上位となっております。また、おしりの病気の電話相談を開設しているため、痔核の手術も積極的に行っております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 386 3.51 4.67 0.00 *76.83
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 166 3.83 2.63 0.00 *71.53
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 72 10.90 8.05 0.00 57.07
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 72 7.96 5.80 0.00 *72.15
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 46 7.85 5.07 0.00 *71.89
白内障手術が両眼、片眼ともに件数の多い症例となっています。
当院の白内障手術の両眼症例では、左右同日に手術することにより、全国平均より1日短い在院日数となっております。黄斑変性、網膜剥離、緑内障に対する手術症例も多く取り扱っております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 59 9.41 8.94 0.00 *75.69
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 47 4.57 2.64 0.00 *74.83
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 35 6.94 13.34 0.00 60.74
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 28 7.29 7.63 0.00 *74.64
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 26 19.31 21.11 15.38 *85.08
胆道系疾患の内視鏡下手術や消化管内視鏡検査、内視鏡治療を積極的に行っています。
消化器系の癌に対する化学療法も取り扱っております。
アルコール性肝障害での入院や大腸憩室疾患での入院も多く取り扱っています。
誤嚥性肺炎・尿路感染症などの急性期疾患の診療も行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 193 6.70 8.07 0.00 *72.03
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 118 2.00 2.45 0.00 74.17
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 78 6.67 6.85 1.28 *75.50
11013xxx04xxxx 下部尿路疾患 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術等 42 4.57 5.16 0.00 *68.69
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 26 7.27 5.29 0.00 *66.54
当院では泌尿器科女性専門外来としてウロギネセンターを開設しており、膀胱脱、子宮脱などの骨盤臓器に対する手術を積極的に行っているため、件数の多い症例となっています。
また、膀胱癌に対する経尿道的腫瘍切除術や、前立腺癌の検査である前立腺生検、尿路結石に対する経尿道的除去術を行う入院も件数の多い結果となりました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 166 30.81 26.42 71.08 *82.06
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 53 6.75 4.86 0.00 *65.19
160760xx97xx1x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 あり 25 7.00 7.60 8.00 73.52
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 18 27.61 18.34 27.78 57.11
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病 なし 18 4.39 4.10 0.00 40.50
高齢者に多い大腿骨頚部骨折が最多です。地域連携パスを用いて手術後のリハビリを岐阜市全域で連携し行っています。転院率が高く、全国的には入院日数が長くなっています。
手の専門外来を設けており、手や腕に関する手術も多く取り扱っております。
内分泌代謝科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120200xx99xxxx 妊娠中の糖尿病 手術なし 57 2.82 5.25 0.00 32.63
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 28 16.96 21.11 17.86 *84.32
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 26 13.73 14.28 0.00 *74.88
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 14 15.43 13.61 7.14 *82.93
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 なし - - 10.80 - -
甲状腺、副甲状腺疾患を中心とする内分泌疾患と糖尿病について主に診療を行っています。
妊娠糖尿病の患者に対するインスリン導入目的の入院が最も多くなっています。
誤嚥性肺炎、尿路感染症などの急性疾患の診療も行っています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 32 2.16 3.05 3.13 71.97
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 26 21.31 18.57 3.85 *77.92
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 16 15.44 13.61 6.25 *81.38
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 12 25.58 21.11 25.00 *84.25
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 11 9.82 9.24 45.45 47.45
肺癌、喘息、COPD、呼吸不全、胸部異常影、気管支鏡検査、気胸の診療を行っております。
肺癌の確定診断を行うための気管支鏡検査の入院が最も多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx9913xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 3あり 41 3.59 6.33 0.00 *76.17
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 31 23.97 17.54 3.23 *81.68
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 15.00 9.89 0.00 *84.50
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 11 2.91 3.04 0.00 *73.00
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 26.70 6.24 0.00 *80.50
狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、弁膜症、心筋症、心不全、高血圧症、動脈疾患などの診療を行っております。
狭心症に対する心臓カテーテル検査と単一光子放射断層撮影(SPECT)を行う検査を多く取り扱っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 18 17.28 13.61 5.56 *82.94
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 16 15.38 21.11 0.00 *86.31
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 - - 14.34 - -
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 11.15 - -
0400801499x003 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア3 - - 17.79 - -
総合内科では、診断がつかない患者様や複数の慢性疾患を有する患者さんの診察など、さまざまな症例を取り扱っております。
誤嚥性肺炎、尿路感染症が多い症例となっております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 31 2.00 2.03 0.00 59.10
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 11 2.09 6.23 0.00 63.82
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 10 5.40 4.79 0.00 65.00
030270xxxxxxxx 上気道炎 7 3.57 4.79 0.00 48.29
030340xxxxxxxx 血管運動性鼻炎、アレルギー性鼻炎<鼻アレルギー> 7 3.29 5.40 0.00 58.71
副鼻腔炎の手術は1泊入院のため、全国平均に対して在院日数は1/3以下です。
鼻炎の手術も1泊のため全国平均より短く、その他の疾患でもできるだけ早く退院していただいております。
前庭機能障害(めまい)については、高齢の方が多く、御家族の事情も考慮しやや入院が長くなっております。
睡眠時無呼吸症候に対する検査入院が最も多く、夕方入院し翌朝退院の1泊2日で行います。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 22 18.36 11.77 4.55 *80.05
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり - - 13.82 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.58 - -
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 7.59 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.61 - -
慢性腎不全に対する入院が最も多くなっております。
その他腎臓疾患や透析関連の症例も多く取り扱っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 22 10.00 13.50 4.55 *73.41
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 15 9.87 9.25 6.67 69.73
070071xx99xxxx 骨髄炎(上肢以外) 手術なし - - 20.82 - -
080100xxxx0x0x 薬疹、中毒疹 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし - - 10.74 - -
100100xx99x0xx 糖尿病足病変 手術なし 手術・処置等2 なし - - 21.82 - -
蜂巣炎での入院が最も多く、次いで痛みを伴う紅斑や水疱を症状とする帯状疱疹での入院となっています。
その他、湿疹、真菌症、蕁麻疹、ウィルス感染症など様々な症例を取り扱っております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり - - 19.67 - -
130110x0xxx0xx 出血性疾患(その他)(16歳以上) 手術・処置等2 なし - - 17.18 - -
130060xx97x00x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 15.42 - -
130030xx97x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2 9あり - - 31.43 - -
130040xx99x5xx 多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 手術なし 手術・処置等2 5あり - - 16.47 - -
非ホジキンリンパ腫に対する化学療法入院が最も多くなっております。
急性白血病、骨髄異形成症候群に対する治療など様々な血液疾患の症例を取り扱っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14 - - 45 - 16 1 8,7,6
大腸癌 - 23 52 80 13 41 1 8,7,6
乳癌 - - - - 1 7,6
肺癌 - - 10 28 - - 1 8,7
肝癌 - - - 16 - 1 7,6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
UICC分類ではステージの数が大きくなるほど進行した癌であることを示しています。
同一患者が複数回入院した場合、入院毎に1例としてカウントされます。
大腸癌Ⅲ期、Ⅳ期といった進行した大腸癌の割合が高くなっています。
外科では、大腸癌の手術の約半数を腹腔鏡下大腸切除で行い、胃癌では腹腔鏡下胃切除術も行っています。また進行癌に対しては抗癌剤治療や緩和ケアに取り組むなど一貫した治療をしています。
消化器内科では、早期癌の内視鏡治療に粘膜下層剥離術(ESD)を取り入れています。
放射線治療が必要な場合は、適切な病院と連携し治療を進めております。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 13 10.00 67.92
中等症 80 17.98 *80.61
重症 31 20.81 *83.77
超重症 - - -
不明 - - -
成人市中肺炎で入院される患者さんのうち約6割が中等症の患者さんです。
高齢になるほど重症化する方が多く、重症になるほど入院期間が長くなります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 33 20.06 *81.76 27.03
その他 - - - -
発症から早期に入院される患者さんが多いです。平均年齢は82歳と高齢の方が多くなっています。急性期治療を終えた後、約3割の患者さんが継続的なリハビリのため後方支援病院へ転院されます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 531 1.06 1.39 0.00 *75.27
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 188 0.93 7.20 0.00 *67.31
K2682イ 緑内障手術(流出路再建術)(眼内法) 42 1.33 4.40 0.00 *74.12
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(縫着レンズを挿入するもの) 33 1.39 5.48 0.00 *72.88
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートのないもの) 24 2.46 7.04 0.00 71.79
一番件数が多いのは白内障手術です。網膜剥離や網膜前膜に対する手術、緑内障に対する手術にも対応しております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 71 1.04 3.65 0.00 63.34
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 62 1.06 6.76 0.00 *67.53
K4611 甲状腺部分切除術,甲状腺腫摘出術(片葉のみの場合) 47 1.00 5.43 0.00 55.45
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 45 1.84 5.16 2.22 *75.67
K7434 痔核手術(脱肛を含む。)(根治手術) 33 1.39 5.06 0.00 52.18
当院では開腹手術だけではなく、より侵襲性の低い腹腔鏡下での手術を積極的に行っております。一番件数が多いのは鼡径ヘルニア疾患に対して腹腔鏡下で行う手術です。次に胆のう疾患に対して腹腔鏡下で胆嚢を摘出する手術です。甲状腺腫瘍に対する摘出術については、内視鏡下での手術も行っております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 115 4.17 22.45 63.48 *81.89
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 70 7.61 24.89 72.86 *81.00
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 56 4.79 11.00 17.86 *64.57
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕) 等 48 1.00 2.33 2.08 63.94
K0821 人工関節置換術(膝) 等 17 3.65 31.88 11.76 74.41
骨折に対する観血的手術が多い症例となっています。それに伴い骨折手術で挿入したインプラント等を抜釘する手術も多く施行しています。
また、手の専門外来を設けていることから、前腕、手、指の手術も上位を占めます。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術 119 1.15 4.08 0.00 68.64
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 80 1.64 3.99 1.25 *75.48
K802-21 膀胱脱手術(メッシュを使用するもの) 41 1.27 6.27 0.00 *76.71
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 27 3.04 4.74 0.00 *67.22
K8232 尿失禁手術(その他のもの) 22 1.05 2.27 0.00 67.91
当院のウロギネセンターでは子宮脱や膀胱瘤、膀胱脱に対する治療を行っているため、腹腔鏡下仙骨膣固定術や膀胱脱手術の件数が多くなっています。膀胱癌を経尿道的に切除する手術や尿路結石に対する手術も多く取り扱っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 52 3.13 3.90 1.92 *77.79
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 51 1.25 8.57 1.96 *74.92
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 49 2.14 3.86 2.04 69.57
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 38 2.97 7.82 2.63 *78.68
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 25 1.00 6.24 0.00 *72.68
胃・大腸ポリープに対する内視鏡手術が一番多い症例となります。総胆管結石などに行われる内視鏡的乳頭切開術や難治性腹水などに行う胸水・腹水濾過濃縮再静注法。胆管狭窄などに行われる内視鏡的胆道ドレナージも多い症例となっています。他にも、消化管出血に対する止血術を行っております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 53 1.60 5.91 0.00 74.00
K616-42 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(1の実施後3月以内に実施する場合) 37 0.05 1.05 0.00 *74.46
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) - - - - -
K7421ロ 直腸脱手術(経会陰によるもの)(腸管切除を伴うもの) - - - - -
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) - - - - -
慢性腎不全の透析シャント閉塞に対する手術が最も多くなっています。初回の手術から3ヶ月以内に実施した場合、異なる手術コードでの請求になりますが、点数は同じになります。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 12 3.58 10.67 0.00 *84.08
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) - - - - -
K620 下大静脈フィルター留置術 - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K0484 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(鎖骨) - - - - -
心ブロック等の徐脈性不整脈に対して行うペースメーカー移植術が最も多い症例となっております。狭心症や陳旧性心筋梗塞に対して行う経皮的冠動脈ステント留置術も取り扱っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.19
180010 敗血症 同一 14 0.24
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 93 1.57
異なる - -
入院した契機である傷病から播種性血管内凝固症候群を発症するケースもみられるため、入院契機の傷病名と異なる場合があります。
手術・処置等の合併症の93件のうち9割以上が予定入院を含む経皮的シャント拡張術での入院になります。経皮的シャント拡張術を行う入院は手術・処置等の合併症のDPCになるため、件数が多くなっています。
更新履歴
2023/9/30
令和4年度 岐阜赤十字病院指標公開