岐阜赤十字病院
なぜ?なに?甲状腺

甲状腺の手術

甲状腺疾患と併存疾患の同時手術

高齢化社会の現在では、甲状腺疾患で受診される患者様においても、それ以外に併存する疾患をお持ちの方が多くみられます。その併存する疾患が、循環器疾患・脳血管疾患・呼吸器疾患、または糖尿病等による全身疾患の場合には、当院の循環器内科、呼吸器内科、脳神経外科等、専門外来にて手術が可能かどうかを診てもらった後に手術を行っています。

また、甲状腺疾患と併存する疾患の同時手術が必要な場合は、手術可能と判断すれば、できる限り同時に行うことを基本としています。

通常は甲状腺疾患に対する手術を先に行い、その後に併存疾患への手術を行います。併存する疾患が腹部にあり、低侵襲で体の負担が少ない腹腔鏡手術の適応があれば、積極的に行っています。

同時手術の実績

甲状腺疾患と他疾患同時手術

全17例(2018年まで)

甲状腺手術
手術名 症例数
甲状腺全摘出術 11例
甲状腺変片葉切除術 5例
甲状腺部分切除術 1例
他疾患
病名 手術名 症例数
肺癌 胸腔鏡下右中葉切除術 1例
上行結腸癌 腹腔鏡下右半結腸切除術 2例
直腸癌 低位前方切除術 1例
胆嚢疾患 腹腔鏡下胆嚢摘出術 9例 (うち2例は単孔式)
鼡径ヘルニア 腹腔鏡下ヘルニア修復術 2例
乳腺腫瘍 乳腺腫瘍切除術 1例
腹壁軟部腫瘍 腹壁腫瘍摘出術 1例

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