診療科・部門

診療科

糖尿病療養支援チーム

各種イベント

不定期で当院通院中の患者さんを対象としたイベントを開催しています。糖尿病について学びながら楽しめるものをスタッフみんなで企画しています。イベントを通して患者さん同士の交流も深めることができます。これまでにはウォークラリーやバイキング、調理実習などを行っています。

世界糖尿病デー

11月14日はインスリンを発見したバンティング博士の誕生日で、国連により「世界糖尿病デー」に指定されています。この日は世界各地でブルーライトアップが行われ糖尿病への啓発活動が行われています。当院がある岐阜市でも岐阜城、岐阜駅などが青くライトアップされています。当院でも世界糖尿病デーに合わせて糖尿病の啓発活動に取り組んでいます。

 
写真提供:岐阜県糖尿病対策推進協議会

開催したイベントの様子

--- イベント 院内勉強会を開催しました
2014.11.11 イベント 糖尿病発症予防啓蒙活動を行いました
2014.11.15 イベント 第30回東海北陸理学療法学会に参加してきました
2014.09.20 イベント 第19回糖尿病教育・看護学会に参加してきました
2014.01.18 イベント 第6回健康生活セミナー「健康体操教室」を開催しました
--- お知らせ 講演いただいたクレアさんから本をいただきました
2013.10.27 お知らせ 第29回岐阜県病院協会医学会で2演題が優秀演題に選ばれました
2013.10.21 イベント 糖尿病療養講演会が開催されました
2013.05.25 イベント 第5回健康生活セミナー「調理実習」を開催
2012.11.10 イベント 「糖尿病ウォークラリー」を開催

イベント情報

院内勉強会を開催しました

今年度より院内スタッフ対象に糖尿病について体系的に学ぶことが出来るように勉強会を開始しています。
糖尿病療養支援チームの医師、糖尿病看護認定看護師、日本糖尿病療養指導士を持つスタッフが講師となり、全6回シリーズで企画しました。
先日、第6回目が終了しましたが、毎回多くのスタッフの参加をいただき、開催後のアンケートもおおむね好評で、企画者としては一安心でした。
今後も糖尿病に強い病院を目指してチームスタッフ一丸となって頑張ってゆきたいと思っています。

会場前に設置された装飾物

糖尿病発症予防啓蒙活動を行いました

11月14日は世界糖尿病デーと制定され、日本でも各地で糖尿病発症予防の啓蒙活動が行われています。当院でも平成26年11月11日に糖尿病と診断されていない方を対象に血糖測定を行いました。
自分自身の血糖値の状態について知っていただき、糖尿病の発症予防へつなげるための活動として行いましたが、多くの方にご参加いただき、自信の身体の状態を知ることで生活を振り返るよい機会になったのではないかと思います。
糖尿病の患者さんは益々増えると予想されていますが、今後も様々な活動を行ってゆきたいと考えていますのでみかけられた際はぜひご参加ください。

会場前に設置された装飾物 会場前に設置された装飾物

第30回東海北陸理学療法学会に参加してきました

平成26年11月15日~16日に静岡市で開催された第30回東海北陸理学療法学会に運動療法指導を担当する理学療法士が参加してきました。東海北陸地方で糖尿病の運動療法指導を行っている医療機関のスタッフから現状や指導方法に関する発表があり、中には当院でも取り入れることが可能な内容もありとても参考になりました。また発表者の方と意見交換をすることもでき、有意義な学会となりました。
発表を聞いてみて感じる事は、地域は違っても患者さんが困っていることはみな共通であるということです。今学会で得たものを今後に生かし、より良い運動療法指導を行えるよう頑張ってゆきたいと感じています。

会場前に設置された装飾物

第19回糖尿病教育・看護学会に参加してきました

平成26年9月20~21日、長良川国際会議場、都ホテルで開催された第19回糖尿病教育・看護学会に当院糖尿病チームの看護師と認定看護師の計8名で参加してきました。全国から岐阜にたくさんの方が集まり、とても有意義な学会となりました。
また、「長軸的コントロールを支援する知と技」というテーマで、当院の認定看護師が企画する交流会も開催されました。糖尿病に関わる看護してして今後も積極的に学会に参加し、これからの看護活動に生かしていきたいと思います。

都ホテル前で記念写真

第6回健康生活セミナー「健康体操教室」を開催しました

1月18日土曜日、第6回健康生活セミナー「健康体操教室」を行いました。今回のテーマは運動療法ということで糖尿病にとってとても重要である運動療法についての講義、実技などを行いました。

まず松田理学療法士から「運動療法Q&A」、高橋医師から「健康寿命について」と題した講演を行い昼食を食べた後、実際の運動へと移りました。運動指導については当院の患者さんでもある野村宏一さんを講師に迎え、ストレッチから有酸素運動まで充実した内容の指導を行っていただきました。

その他、質問コーナーもユニークな質問が飛び交いとても盛り上がり、笑顔が絶えない一日となりました。

糖尿病療養支援チームで当院通院患者さんを対象に、定期的に健康生活セミナーを開催しています。引き続きこのようなイベントを開催してゆきたいと思っていますのでご参加お待ちしています。


まず松田理学療法士の運動療法Q&Aクイズ

高橋佳大医師の講演「健康寿命について」

昼食はスタッフと一緒に

午後から野村先生の「健康体操」

まずは上半身の運動から

ストレッチで体は軟らかくなったかな?

ウォーキングのコツを伝授中

質問コーナーで日頃なかなか聞けない質問も

石森医師より閉会挨拶

野村先生とスタッフでパチリ

講演いただいたクレアさんから本をいただきました

先日、当院で講演していただいたイギリスの糖尿病専門看護師のClare Macarthurさんと上級足療法士のClaire Davisさんからお礼のお手紙とイギリスでの糖尿病療養に関連する書籍が届きました。

一冊はClare Macarthurさんが一部を執筆された糖尿病療養に関する本、もう一冊は食品に関する本です。食品に関する本は、主食から飲み物、デザートまで食品に含まれる糖質とカロリーが分量ごとに一目で分かるようにカラーで掲載されています。イギリスと日本の食生活の違いもあり、掲載されている食品は見慣れない物もありますが、とても使いやすいと感じられる本でした。

イギリスでの糖尿病療養は専門分化が進んでおり、医師以外の看護師、コメディカルの果たす役割も多くなっています。私たちもいただいた書籍を参考に、幅広い目線で、それぞれの職種でより良い糖尿病療養を提供できるよう努力してゆきたいと思っています。


本を手に喜ぶ糖尿病看護認定看護師

講演をされた二人のクレアさん

第29回岐阜県病院協会医学会で2演題が優秀演題に選ばれました

平成25年10月27日(日)、県内の医療機関が集まり関ヶ原町の関ヶ原ふれあいセンターにて行われた第29回岐阜県病院協会医学会において、当院から2演題が優秀演題に選ばれました。優秀演題に選ばれたのは、以下の2演題です。

藤波恭代 看護師
消化器外科手術前栄養管理の取組み~NST・PFM・外来看護師が協働した入院前からの栄養管理介入の試み

松田久史 理学療法士
糖尿病ウォークラリーを開催して

そこで、優秀演題に選ばれた二人にインタビューをしました。

Q1. 優秀演題に選ばれた感想は?

A1.
藤波: NST(栄養サポートチーム)・PFM(入退院マネジメントチーム)・外来看護師で連携して行った活動が院外に紹介でき、それが選出されて大変良かった。
松田: 糖尿病療養支援チーム(ダイサポ)のメンバーみんなで企画して患者さんのために行ったイベントが評価されてとてもうれしく思う。

Q2. 今回の発表について

A2.
藤波: 5分間の発表時間はあっという間に終わったが、自分の出来る限りを出し切れた。
松田: 要点を押さえて発表しましたが、話したい内容は他にも沢山あったので時間が足りなかった。

Q3. 今回のテーマは「地域完結型医療の推進をめざして」~他施設・多職種の連携~でしたが・・・

A3.
藤波: これまでは消化器外科手術を受ける患者さんで「入院する前からの栄養を中心としたサポート」が出来ていなかったが、NST・PFM・外来看護師に声を掛けそれぞれが連携することによってサポートシステムを作ることができ、それを発表した。
松田: 糖尿病療養支援チーム(ダイサポ)は医師の他にも多くの職種が関わっており、まさに多職種連携が重要なチームである。今回のウォークラリーも多職種で意見を出し合って作り上げたイベントだった。多くの職種がそれぞれの立場から患者さんのことを考え、工夫したことがよかったのではないかと思う。

Q4. 最後に、今後について

A4.
藤波: 患者さんの手術後の生活を見据えた栄養管理が出来るように、この取り組みを深めていきたい。
松田: 糖尿病療養チームのメンバーと一丸になって、患者さんがより良い糖尿病療養を送れるように努力してゆきたい。


笑顔で記念撮影!松田理学療法士と藤波看護師

糖尿病療養講演会が開催されました

糖尿病の療養指導の内容は多岐にわたり、各専門職種の専門性も深くなっています。患者さんのニーズに応えるには医療専門職によるチームアプローチが必要になります。

今回、英国ヨーク病院糖尿病センターより上級足療法士のClaire Davisさんと糖尿病専門看護師のClare Macarthurさんをお招きし、講演会を開催し、院内外の医療職スタッフが76名参加いたしました。

上級足療法士のClaireさんには糖尿病の足病変管理に対する予防や啓蒙活動を含めた足療法士の役割、足療法士が受ける教育、リスクの評価の方法、患者教育などについて、そしてClareさんには英国の医療制度や糖尿病専門看護師が専門性を獲得して働くようになるまでの歴史、現在の糖尿病チーム内での役割や糖尿病教育について幅広いお話を伺うことができました。

当院糖尿病療養支援チームも、糖尿病を抱え療養生活を送る患者さんへ専門性を発揮し支援が行えるよう、より一層の努力をしていきたいと思います。


足を診ることの大切さについて
語るDavisさん

糖尿病専門看護師の役割について
語るMacarthurさん

笑顔が素敵なふたりのクレアさん

職員の質問にも真摯に答えてくれました

糖尿病療養支援チームと「はい!チーズ」
 

第5回健康生活セミナー「調理実習」を開催

平成25年5月25日(土)市橋コミュニティーセンターを会場に第5回健康生活セミナー「調理実習」を開催いたしました。

糖尿病治療には欠かせない食事療法。しかし、中々バランス良く食事を摂るというのは難しく、患者様の悩みの種になっています。そこで私達、糖尿病療養支援チームがアイディアを出し合い「簡単アレンジレシピ」をテーマに調理実習を行う事としました。「簡単アレンジレシピ」とは、既製品(缶詰・パウチ・タレetc)を利用し、少し手を加えて簡単に美味しく調理出来る物です。

当日は50代から70代までの11名に参加していただきました。調理実習という事もあり女性の参加者が多かったですが、男性も2名参加していただけました。グループは患者様とスタッフが半数ずつになるように組み、楽しく交流しながら調理を進めていきました。

調理を終え試食に移ると、患者様からもスタッフからも「美味しいね」「野菜が沢山摂れて嬉しいね」「塩分控えめなのに薄味に感じないね」「家でも真似して作ってみたいな」などの声をいただく事が出来ました。

実際に調理をする事によって作る事の楽しみや食べる事の大切さを感じていただけたのではないかと思います。そして様々なスタッフとの交流を通し、患者様も安心して今後も治療を継続できるのではないかと感じました。そして我々スタッフも患者様から良い刺激を受ける事が出来ました。

健康生活セミナーは今後も年2回のペースで開催する予定です。ご参加お待ちしております。


エプロン姿に照れる増田医師

「人参の切り方はこんな感じ?」と伊佐治医師

みんなで協力しながら調理中

作り方の説明を真剣に聞いています

出来上がり!!おいしそうかな?

食後に増田先生からのお話

「糖尿病ウォークラリー」を開催

11月10日、第4回健康生活セミナー「糖尿病ウォークラリー」が岐阜市の長良公園を会場に開催しました。

糖尿病ウォークラリーは糖尿病治療の基本の一つである運動療法を気軽に楽しく体験していただくためのイベントです。今回は40代から70代までの16名に参加していただきました。

当日は天気にも恵まれ、当院で糖尿病治療を担当している医師、看護師などのスタッフと参加者の方々がグループを組んで、紅葉した木々や秋の青空を眺めながら公園内を楽しくウォーキングしました。
途中、休憩を兼ねたチェックポイントで糖尿病に関するクイズや健康チェックなどを行い約1時間のウォーキングを楽しみました。

その他、看護師によるズンバや検査技師からの検査数値のレクチャー等も行われ参加者の方々の笑顔が絶えない一日となりました。

参加者の方々からは「みんなで歩けて楽しかった」「体が軽くなった気がする」「自然の中で歩けて気持ちよかった」などの声をいただき、なかなか運動を始めることができない方でもこれをきっかけに運動療法に取り組んでいただけたらと思っています。

なお糖尿病療養指導チームでは年二回の予定で患者さんを対象にしたイベントを開催しています。ふるってのご参加お待ちしております。


まずはズンバで準備体操

スタッフとグループを組んで出発!

木々の中をウォーキング

チェックポイントでのクイズ

健康チェックで握力測定

片足立ち、何秒できるかな?!

天気に恵まれました

みんなでゴール!

ページの先頭へ