栄養課
栄養課ブログ(今月の地産地消献立)
平成27年2月
- ごはん
- 徳田ねぎの鶏ちゃん炒め
- 高野豆腐と茄子の煮付
- 青梗菜とツナのサラダ
- 果物
寒さが和らぎはじめ、春の訪れが待ち遠しい季節になってきました。 もうそろそろお花見の予定を考えないといけないですね。(笑)
2月26日は、岐阜県の郷土料理である「鶏ちゃん」を、飛騨・美濃伝統野菜の「徳田ねぎ」を入れてお出ししました。
「鶏(けい)ちゃん」は、南飛騨地方や奥美濃地方の郷土料理で、しょうゆや味噌をベースにしたタレに漬け込んだ鶏肉を、キャベツなどといっしょに焼いて食べるシンプルな料理です。名称や起源については諸説ありますが、昭和30年代から家庭料理であった「鶏ちゃん」が商品化されて東海地方に流通するようになり、2010年のB-1グランプリで全国的に知名度が上がりました。
また、羽島郡岐南町 (徳田・上印食地方)では、「徳田ねぎ」の生産が盛んに行われています。白ねぎと青ねぎの中間型で、癖が少なくて柔らかく、すべての部分を美味しく食べられることが特徴です。2002年に岐阜県より飛騨・美濃伝統野菜に認定され、2006年には岐南町の町制50周年を記念して「徳田ねぎ」をモチーフにした町のキャラクター『ねぎっちょ』が誕生しました。
ねぎの独特の刺激臭である「アリシン」には、胃腸内のビタミンB1を効率よく吸収して糖質の分解・吸収を高め、エネルギー代謝を活発にする働きがあります。
良質なたんぱく質を含む鶏肉と一緒にとることで、疲労回復や体力回復に役立つのではないでしょうか。
最盛期(2月上旬)の岐南町のねぎ畑です