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栄養課

栄養課ブログ(今月の地産地消献立)

平成27年6月

6月の献立

  • ごはん
  • 鶏肉と白菜の重ね蒸し
  • モロッコインゲンのソテー
  • ピーマンともやしの和え物
  • 果物

ジメジメした梅雨が続いていますが、梅雨が明けると夏本番です。 夏は体力を消耗する季節ですが、梅雨の時期でも油断はできません。急に温度や湿度が上がり、真夏並みになる日は要注意です。

「食べること・体を動かすこと・眠ること」の基本的な生活リズムを作っておくことは、抵抗力をつけて夏バテに陥らない体を作ります。本格的な夏を迎える前に、夏に向けての体力づくりをしましょう!

皆さんは「モロッコインゲン」を知っていますか?
6月27日の献立に、岐阜県関市で摂れた「モロッコインゲン」をお出ししました。

「モロッコインゲン」はサヤインゲンの仲間で、長さは15cm前後、幅は1.5~2cm程の長く平らなインゲンです。サヤごと食べる豆で、肉質はやわらかく、スジもありません。 一般的にはサヤの形がふっくらした「サヤインゲン」が主流ですが、道の駅や産直市場などで並んでいるのを見かけるようになり、6月下旬から7月上旬に最も出回ります。

「サヤ」にはビタミンA・B1・C、カリウム、カルシウムを多く含み、食物繊維も豊富なので、便秘の予防にも良いと言われています。また、「豆」にはたんぱく質や炭水化物など、エネルギーになる栄養素が含まれており、バランス良く栄養の摂れる野菜です。

調理方法は、煮物、炒めもの、揚げものなど様々な料理に活用でき、塩ゆでをして付け合わせなどにしても、彩り良くおいしく食べることができます。

夏は高温で湿度が高く、汗が出にくくなったり、汗をかいてもすぐに乾かなかったりします。このため、体内の熱を取り除き、水分の代謝を高める食品が不可欠です。
食欲が落ちる夏に欠乏しがちなビタミン類、ミネラル類、食物繊維などを多く含む夏野菜は、体の調子を整えるためにも毎日食べる工夫をしましょう。

モロッコインゲンとサヤインゲン 長良川の鮎と一緒に

モロッコインゲン(手前)とサヤインゲン(奥)、今が旬の長良川の鮎と一緒に

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