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栄養課

栄養課ブログ(今月の地産地消献立)

平成27年10月

10月の献立

  • ごはん
  • ポークステーキ
  • さつま芋の煮付
  • 大根の二杯酢
  • 飛騨産りんご

さわやかな秋晴れが続く、心地よい季節となりました。朝夕は冷え込みますので体調管理に気をつけて、味覚の秋、行楽の秋を楽しみましょう。

10月25日(日)の昼食に、岐阜県飛騨市産のりんご(ジョナゴールド)をお出ししました。

「朝のりんごは金」「一日に一個のりんごは医者を遠ざける」とことわざでも言われるように、りんごには毎日の健康管理に役立つ栄養がたくさん含まれています。

りんごに含まれる食物繊維には、優れた整腸作用があることが知られています。食物繊維は消化されないまま腸内に入り、腸の調子を整えてくれる乳酸菌などの善玉菌の繁殖を助け、腸内環境を正常化し下痢や便秘を改善してくれます。また、水溶性食物繊維のペクチンも含まれており、コレステロールを吸着して排泄する働きがあります。ペクチンは皮と実の間に多く含まれているので、皮ごとまるかじりしたり、皮もいっしょにすりおろすなどするとよいでしょう。

また、りんごには、カリウムも豊富に含まれています。高血圧や脳卒中等の脳血管疾患と深い関係がある塩分(ナトリウム)の排泄を促す効果があるカリウムは水に溶けて失われやすいので、生で食べられるりんごはカリウムを摂取するのに最適です。

「朝のりんごは金」とことわざにもあるように、りんごを食べるなら、夜よりも朝がおすすめです。りんごの酸味が朝起きたばかりの胃を目覚めさせてくれますし、りんごに含まれる糖分は1日の活動エネルギー源になります。朝りんごを食べて元気な1日をスタートさせましょう。

飛騨市のりんごは9月から11月まで収穫の時期を迎えます。9月は「つがる」「初秋」、10月は「秋映」「北斗」「シナノスイート」「ジョナゴールド」、11月は「ぐんま名月」「サンふじ」などたくさんの品種が楽しめます。最近はいろいろな品種をかけ合わせた新しい品種も増えているそうです。飛騨市の農園ではいろいろな種類の食べ比べも出来ますので、自分好みのりんごを探しに出かけられてはいかがでしょうか。

飛騨市農園 飛騨産りんご

農園には甘酸っぱい香りが漂っています

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