栄養課
食事の種類
化学療法食(お好み食)について
化学療法食(お好み食)とは、化学療法の副作用で食欲不振や味覚が変化した患者様に、少しでも美味しく満足して食べていただけるように考えたメニューです。昼食・夕食時に提供しており、その時食べたいメニューを選択することが可能です。
副作用により、食欲不振、吐気・嘔吐、味覚変化、口内炎、下痢、便秘などの症状があり、中でも食欲不振や味覚変化に悩む患者様が特に多いため、食欲低下をきたした経験のある患者様に対してアンケート調査を実施しました。
その結果、食べたかったものや食べられたものの共通点として、
- 味付けの濃いもの・酸味の強いもの
- 見た目の量が多すぎないもの
- 水分が多く、のど越しの良いもの
- 匂いの少ないもの
この結果や他病院での取組みを参考にし、現在の化学療法食(お好み食)を提供しています。
学療法食(お好み食)の献立例
スパゲティセット
- スパゲティ
- サラダ
- スープ
献立のトータル栄養価(1人分)
エネルギー(kcal) | 700 | たんぱく質(g) | 20 |
---|---|---|---|
塩分(g) | 4.5 | 脂質(g) | 30 |
カレーライスセット
- カレーライス
- サラダ
- 果物
献立のトータル栄養価(1人分)
エネルギー(kcal) | 600 | たんぱく質(g) | 15 |
---|---|---|---|
塩分(g) | 3.5 | 脂質(g) | 24 |
ちらし寿司セット
- ちらし寿司
- 小鉢
- 清汁
献立のトータル栄養価(1人分)
エネルギー(kcal) | 480 | たんぱく質(g) | 20 |
---|---|---|---|
塩分(g) | 5 | 脂質(g) | 2.5 |