放射線科
マンモグラフィについて
女性の命と乳房を守るために、早期発見を
現在、日本人女性の乳がん罹患率は年々増加しており、女性のがん罹患率の第1位となっております。
(2020年では年間92,300人が罹患し、15,500人が死亡している)
主な原因は食生活やライフスタイルの変化にあると言われています。
乳がんにかかりやすい人は?
- 11歳以下で初潮があった
- 授乳経験がない+出産経験がない
- 初産年齢が30歳以上である
- 55歳以上で閉経した
- 肥満や飲酒、喫煙
- 乳腺疾患にかかったことがある
- 血縁者に乳がんになったひとがいる
- 避妊薬(ピル)、女性ホルモン剤、副腎皮質ホルモン剤を常用している
※上記の項目にあてはまれば、必ず乳がんになるというわけではありません。
マンモグラフィとは
マンモグラフィ検査とは、乳がんの代表的な画像診断法で、乳腺・乳房専用のX線検査です。触ってもわからない初期の乳がんを発見することが出来、早期治療につながります。乳がんは早く見つければ治りやすく、乳房を残す手術(乳房温存術)で治療できる可能性が高いのです。
この乳房X線デジタルシステムは、乳房など軟部組織の微妙な濃度差を画像化でき、微小石灰化などの早期の乳腺疾患の発見、治療に役立つ装置です。
当院のマンモグラフィの撮影は女性技師が行います。