放射線科
MRI装置・検査について
MRI検査は、どのような検査?
MRI検査は、強い磁石と微弱な電波を使用して検査を行います。体内の水素原子が持つ弱い磁気を強力な磁場を利用して原子の状態を画像にします。
撮影の時は、狭いトンネルの中に入り、静音設計になっていますが若干音がします。
また、X線撮影やCT検査のような放射線被ばくはありません。
MRI検査でわかることは?
頭部検査
超急性期の脳梗塞の発見に役立つ拡散強調画像や造影剤を使用しないMRA(MR Angiography)などで脳動脈瘤、動脈塞栓症、血管狭窄などの診断ができます。
脊椎
椎間板ヘルニアによる脊椎神経の圧迫や脊椎変性などを診断することができます。
腹部
腹部の断面像や胆のう・胆管・膵管を描出し(MRCP)、胆石や胆管の拡張や狭窄などを診断することができます。
四肢
靭帯や半月版などの組織も明瞭に描出することができ、診断に有用な画像が得られます。
血管
非造影によるMRAにより、血管走行に応じた長軸断面が得られます。