岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第17話

研修2年目を半年終えて 丹羽 真佐夫

今年は、1年目の研修ではお世話になることの無かった診療科である、産婦人科・小児科・皮膚科・脳外科・放射線科そして秋田赤十字病院での救急部で勉強をし、新しい発見や経験ができ楽しいと思える事もたくさんありました。
それぞれの期間はとても短いものでしたが、自分にとってプラスになることばかりだったと感じています。2年目の研修も半年が過ぎ、あっという間に2年間の4分の3が終了しましたが、研修医でなくなった時にどれだけ自分が出来るだろうと不安に思うこともあります。
研修医でなくなれば、わからないことがあっても誰かに聞きづらいとか、当直を1人でしなくてはいけないなど考えればきりがありません。
残りの6ヶ月間に出来る限りの知識を身に付け、経験を積めば良いのだと開き直り前向きに望んでいきたいと思っています。

研修2年目を半年終えて 白井 之尋

9月、秋田赤十字病院での研修も終わり、岐阜に帰ってきました。岐阜はまだあまり寒くないですね。でももう10月。
大学を卒業し、岐阜赤十字病院で研修を始めて約1年半が経ち、2年目もすでに半分過ぎたのだなと正直驚き改めて時の流れは速いものだなと実感しています。いまだに名前を間違われますが・・・
2年目も様々な科をまわり、秋田での研修も含めて、地方会で発表させてもらい今まで経験することの無かった手技等もする機会があったりと、いろいろな経験をさせてもらえました。それでも2年目を半分過ぎた今、1年前と比べて成長できているだろうか?と、ふと考えることがあります。
しかし、あと半年で研修医生活も終わるのでその間に少しでも成長できるように頑張っていきたいと思っています。

研修2年目を半年終えて 三宮 典子

医師になってから約1年半が過ぎ、初期研修も残り半年を残すのみとなってしまいました。この1年半、様々なことがありましたが、自分が成長したことはなんだろうとこの機会に振り返ってみようと思います。

  • 針を持つことに慣れたこと
    最初はやはり採血・ルート取り・局所麻酔など針を人に刺すこと自体とても怖いものでした。針を持つことに慣れようと1年目の4~5月は、西6階の病棟にお願いをして朝の採血をさせてもらいました。最初は失敗することが多く、拒否されたこともありました。こちらも恐々だったので患者様にはかなり痛い思いをさせてしまっていたと思います。今は針を刺すことには慣れましたが、逆に慣れすぎてしまい患者様の痛みを感じないことが無いように心掛けたいと思います。
  • コミュニケーションの大切さを学んだこと
    これは、患者様に対してだけでなく、医師・看護師・コメディカルの間でも言えることだと思います。最初は患者様と話すことさえ緊張してしまい、大事なことを問診し忘れたりすることもありました。学生のときは気づくこともありませんでしたが、看護師さんへの指示や伝達の重要性も学びました。いつも患者様の身近にいる看護師さんから得られる情報はたくさんあります。医療行為を正確かつスムーズに行う上でとても重要な要素であると医師になって臨床を経験し強く感じるようになりました。
  • 「あいさつ」の大切さを学んだこと
    コミュニケーションにも関することだと思いますが、「おはようございます」「お疲れ様です」という一言があるかないかでそれ以降の関係もかなり変わってしまうものだと感じました。よく「挨拶や笑顔はタダ」と言いますが、技術も知識もない研修医だからこそ、このような事には気を使いたいと思います。

こうしてみると、一年前とあまり変わっていない気もしますが、まだまだ医師としての人生は始まったばかりです。今は多くの事を見て、感じて、吸収していきたいと思っています。

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