岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第26話

臨床研修の半年が過ぎて 日比野 有輝

はじめまして、研修医一年目の日比野です。4,5月は総合診療科、内分泌内科、血液内科で、6,7月は外科で、そして現在は整形外科で研修させていただいています。
早いもので、春にこの病院に来て半年が過ぎようとしています。  右も左もわからず四苦八苦していた四月に比べると、八月に入って少しは余裕が出てきたのではないかと思ってはいるのですが、知識不足や経験不足は一朝一夕でどうにかなるものでもなく、周りの方々に助けられる毎日です。
毎日病棟を歩いていると、患者さん同士で世間話などをしている姿を散見します。入院前からのお知り合いなのか、はたまた病院で出会ったばかりなのかはわかりませんが、前者にせよ後者にせよ、そういった光景を見るたびに縁というものがあるのだなと感じます。自分自身、目の前の患者さんとも何かの縁があるものと思って接するようにしていますと、その機会に交わした会話、診察した内容の一つ一つが経験となって少しずつ自分の力になっていくように感じます。そして先生方からはフィードバックをいただき、次はもっと上手に、と意気込む毎日です。
すでに初期臨床研修も4分の1が終わりそうです。始まる前は長いと感じたのに、思い返せば嵐のように過ぎ去っていきました。今まで以上に一日一日を大切に、有意義な経験を積んでいけたらと思っています。

diary-26-1.jpg

臨床研修の半年が過ぎて 許沢 尚弘

4月から病院でお世話になっている許沢尚弘(もとざわなおひろ)と申します。もう4ヶ月間もたってしまいました。 オリエンテーションを1週間して、消化器内科から始まり循環器内科、呼吸器内科でお世話になり、 8月から外科でお世話になっています。病棟、救急外来、検査室、手術室などいろんな所に行って色々参加し、 いろいろな方にご迷惑をかけたり、教えていただいたり、助けてもらっています。
教科書で見た事のある病気の患者さんに出会うたびに、「黒色便ってこんなんなんだ」、 「心筋梗塞ってこんなんなんだ」、「気胸ってこんなんなんだ」、「こういう検査していくんだ」っていう感じで、 いろんな方がその病気に対して準備、連絡、検査や手技などされていくのを見てすごいなと思います。
病棟では、入院してから退院までの道筋の予想のついている患者さんはこっちも気楽に話して「検査結果も良くなってきてますね」 なんて気楽ですが、悪化していくであろう患者さんや原因不明で入院している段階なんかは検査結果も いい情報を伝えることもできず気の効いた一言でもとも思ってもなかなかそんなこともできず 看護師さんたちがめっちゃ患者さんとしゃべっているのを見てすごいなって感じです。
当直でも救急車にしてもウォークインの方でも、たいしたことなさそうなんて思っていても入院したりするのを見て 自分だけで判断することがなくて助かったということもしばしばです。
検査も簡単な手技をやらせてもらっても難しいのはお願いしますって感じで、画像を見ても良くわからず先生や技師さんに教えてもらってる感じです。そんな感じでまだまだですがこの病院の方々は優しい方々ばかりで、全国的にはうつ病になる研修医もいる中そんなのとは無縁に元気に過ごせています。
これからもできることを増やせていければと思います。これからもよろしくお願いします。

diary-26-2.jpg

ページの先頭へ