岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第31話

初期研修1年が過ぎて 赤沼 哲也

昨年の四月がつい昨日のことのように思えるほど、あっという間に1年が過ぎました。短い期間の中でも様々な経験ができたことを思うと、充実した1年目を送ることができたと思います。しかしあらためて思うのは、先生方はじめ周囲の方々の支援があったからこそ、そのような日々を過ごせたということです。
この四月からは初期研修2年目になりますが、正直、診療能力など不安なことも多いです。しかし今からの1年もおそらくあっという間に過ぎてしまうことを思えば、より充実した日々を送るためにはどうしたら良いか、もっと主体的に考え、頑張っていこうと思います。

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初期研修を1年終えて 小松 加奈子

早いもので、国家試験を終えて研修医として働き始めてから1年が経とうとしています。最初のうちは右も左も分からず、オロオロすることしかできませんでしたが、自分でできることも増え、少しは成長できたのかなと思っています。
私は内科系の科から研修が始まりました。内科系では、各科の疾患について学べたことはもちろんですが、基本的な問診や身体所見の取り方、各種検査のオーダー、点滴や処方について学ぶことができました。学生の頃には十分に勉強できていなかった実践的な部分を身につけることができました。
また、後半は麻酔科から始まり外科系の科で研修させていただき、特に手技の面で力をつけることができました。気管挿管、CV挿入、縫合など、最初は恐る恐る行っていましたが以前よりは自信をもってできるようになりました。そしてこの一年で「先生、ありがとう」と患者さんに声をかけていただくこともできました。
まだまだ、できないことを挙げたらきりがありませんが、一歩でも前に進めるよう2年目も充実した研修にしたいと思います。来年度もよろしくお願いします。

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研修1年目を終えて 小野 瑠璃子

つい先日第109回医師国家試験が行われ、自分が受験してからもう1年が経つのかと驚きました。1年前の4月に岐阜赤十字病院で医師としての第一歩を踏み出したのですが、初めての病院で慣れないこともしばしばあり、よく"右往左往"していました。 しかし、1年経ってからの"右往左往"はまた違うものだと最近感じています。入院患者さんを受け持たせてもらい、大小様々な情報を患者さんの言動から受け取りどんどん更新されるproblemに必死に対応し、そしてコディカルの方々から医師としての仕事や意見を求められるようになり、自分の判断で物事が大きく動いていくことに戸惑いを感じました。しかしチーム医療の輪に入れてもらえたからこその戸惑いであり、何もできなかった4月に比べて少しは成長できたのかな、と"右往左往"できることを最近うれしく思っています。
今年の4月からは大学病院で初期研修2年目がスタートしますが、この岐阜赤十字病院で学んだ様々なHow toを生かせていけたらと思います。この1年で関わってくださったたくさんの方々にこの場をかりてお礼を述べさせて下さい。本当にありがとうございました。またどこかでお会いできることを楽しみにしています。

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