岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第34話

研修1年を終えて 伊藤 裕基

気が付けば、1年が経ってしまいました。医療系ニュースサイトで今年の医師国家試験の総評を見ているとまったく分からない問題も多々あり、去年の自分は解けていたのか不思議になった今日この頃です。
「研修を5ヶ月終えて」から半年。後半は麻酔科から始まり外科、整形外科、泌尿器科で研修させていただき、内科系とは違い体で覚えて行く事が増えました。気管挿管、CV挿入、動脈路確保、縫合など毎日どれか一つは必ず行いますが、半年経って自信を持って行えるものはまだ少ないです。今回は完璧に出来た、あそこをもっと上手く出来なかったかなぁ、などばらつきが多く、まだまだ修行の日々が続いています。
初期研修も残り1年。来年度は救急研修を始め県外での研修、10ヶ月の自由選択があります。慣れない地で今でも怖い救急現場での研修を考えると震えてしまいますが、多くの事を経験し今後の診療に生かせるようにしていきたいです。指導医をはじめ多くのコメディカルの方に温かく支えていただいて、1年間無事に研修をすることができました。初期研修の残り1年間多くのことを学び、一人前になれるよう頑張ります。

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研修医1年目を終えて 魚津 弘毅

早いもので、2015年4月から岐阜赤十字病院で研修医としてスタートしてからもうすぐ一年が経過しようとしています。
研修当初は雰囲気に慣れることで精一杯で、医師としての仕事以前の問題が山積しており右往左往の毎日でした。しかしながら、病院のスタッフの皆様の助力のおかげもあり、徐々に病院に溶け込んでいくことが出来ました。
学生時代は見学がメインでしたが、医師になり上級医と一緒に患者さんを受け持つ機会も増えました。カルテの記載はもちろん、身体診察をしたり検査に立ち会ったりしました。治療が著効し病気で辛い思いをしていた方が元気になられていく姿をみるのは嬉しいものです。一方、学生時代とは違い人の死に触れ合う機会も多くなりました。救急外来にて心肺停止で運ばれてきた患者さんもいれば、自分の受け持ち患者さんが亡くなられるという経験もしました。生命を扱う仕事である以上、嬉しい事もあれば悲しい事もあります。それらは全て、自分にとって貴重な経験となりました。
医師としてもうすぐ2年目を迎えようとしています。「いまだに学生気分が抜けきってないのではないか?」という気持ちもあり日々憂慮もありますが、4月から来る新研修医の手本になれるよう、仕事に取り組んでいきたいと思います。まだまだ分からないことが多くて腕も未熟ですが、みなさまよろしくお願いします。

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研修1年を終えて 野竹 純平

僕は日赤で働き研修できていることに心から感謝の気持ちを持っています。この一年、多くの病院のスタッフさん、患者さんからたくさん学ぶことが出来ました。振り返れば一日が長くも一週間は短く、さらに一年は一瞬の間に過ぎ去っていった気がします。医師として多くを学び、そして医師としての未熟さを痛感し少しでも皆様と共に歩めるように努力しようと思っております。検査室や病棟、救急、多くのスタッフさんにご迷惑をかけつつも研修の機会、そして成長の機会を与えて頂きましたことを、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。来年の1年、この岐阜日赤病院にて研修させていただき更なる成長を遂げるように進んでいきたいと思っております。平成28年度もよろしくお願いします!

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