岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第43話

初期研修1年目を終えて 五島 隆之介

1年目の終盤となる1月~3月は、整形外科・外科をローテーションしました。各科の医師の一員として、日々手術に参加させていただくというのが基本的な研修内容でした。先生方は手術と並行して外来で多くの患者さんを診療されており、特に外科では一時的に医師の人数が少ない状態であったため非常に多忙でしたが、そのような中でも研修医が参加できる機会を少しでも多く設けようとして下さり、本当に沢山の手技を経験させていただきました。  また、術前の画像で確認した病変部位を実際に手術で見ることで解剖をより深く理解することができ、さらに正常部位も含めた解剖を術中に何度も目に焼き付けることで画像の読解力もさらにアップすると感じ、外科系をローテーションしたこの半年間で本当に画像を読む力がつきました。  1年目で内科・外科をそれぞれ半年ずつローテーションさせていただいたことで、研修医が身につけるべき必要なことを多々学ぶことができました。1年間学んだことを2年目に必ず生かし、更なるスキルアップを目指して日々努力していきたいと思います。

初期研修1年目を終えて 堀 賢一郎

2月より循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科で研修をしております。自身の知識の少なさを痛感することが多く、知らなかったことを調べてはベッドサイドに通う日々を過ごしています。先生方から日々アドバイスをいただきながら、自分の知っていること、知らないことを整理し、知識を増やしていくことを心がけています。患者さんから学びをいただくことも多いです。特にがん患者さんでは、がんの症状や抗癌剤の副作用、合併症などで様々な訴えがあります。合併症なのか、副作用なのか、自分でアセスメントし、自分なりの対応を考えるようにしています。退院される患者さんから感謝の言葉をいただくと、嬉しい反面、感謝に値するようもっとがんばろうと思います。また私からも感謝の言葉を伝えています。循環器内科では先生方から手技の機会をいただいています。まだまだ未熟で手技に時間がかかってしまいますが、安全に速く手技が行えるように経験を積んでいきたいと思います。

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