岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第51話

協力施設での研修を終えて I・K

今回は9月に研修させていただいた高山赤十字病院小児科での経験について書きます。小児科の研修先に高山を選んだ理由は先輩からの勧めがあったのと、単純に自然や高山が好きだったからです(笑)。そんな適当な動機でしたが結果的には大正解でした。高山は三次救急の大病院でありながらも地域に密着した地域医療の側面も大きく、職員の皆さんも患者さんも地域の方も誰もが温かく、研修医に寛容であり、極めて恵まれた研修環境だと感じました。小児科の先生方も皆さん本当に優しく、新生児診察から救急、外来、入院では主治医の経験、処置、予防接種、食物負荷試験、健診、脳波読影等なんでも経験させてくださり、楽しみながら勉強や仕事ができました。素晴らしい機会を頂けたことに感謝しつつ、ここで得た小児科のスキルを今後の診療に活かしていきたいと思います。

協力施設での研修を終えて E・K

研修医として働き始めて1年と9ヶ月となりました。私は岐阜大学医学部付属病院にて9月は小児科、10月は精神科で研修を行いました。
小児科では血液腫瘍部門にて研修をさせて頂きました。主に固形腫瘍を扱っており、胚細胞腫瘍など悪性腫瘍と闘う小児と接する貴重な経験をさせて頂きました。また、外来では小児や新生児の採血や問診、診察なども経験させて頂きました。病棟では抗癌剤を使っている患者が多く日々様々な問題が発生する中、対応に追われ帰宅は遅くなりがちでしたが、先生方にはご指導いただき大変勉強になりました。
精神科では初診患者の予診を担当し、その後の診察に同席させて頂き精神疾患の問診方法や鑑別、病棟では隔離病棟での患者の対応なども経験できました。また、精神疾患の総論から各論、せん妄の対応までご教授いただき大変勉強になりました。
早いもので研修医もあと3ヶ月で終わりです。1年目の初めての当直のことを考えればずいぶん成長したものだなとは思うものの、一連の流れとして手際よく進めていくことはまだまだ難しく感じます。これからも日々少しずつでも成長できるよう努力して参りますので引き続きご指導のほどをお願いいたします。

協力施設での研修を終えて R・P

9、10月は院内で皮膚科と耳鼻科で研修させていただきました。common diseaseはさることながら自分が志望している精神科との繋がりがみられる場面もあり勉強になりました。11月は同期の勧めもあり高山赤十字病院の小児科で研修させていただきました。滅多に行くことがない所でしたので不安もありましたが、先生方や看護師の方々に大変温かく受け入れて頂きスムーズに環境に馴染むことができました。新型コロナ感染症はもちろんですが、喘息大発作や肺炎など時期的なこともあり呼吸器疾患を多くみられることができました。2、3月は各務原病院で研修です。来年度に繋がるより良い研修ができる様に日々を過ごしていく所存です。

協力施設での研修を終えて N・S

9月に岐阜市民病院の小児科、11月・12月に岐阜大学医学部附属病院の産婦人科と小児科で研修を行いました。
岐阜市民病院の小児科では血液腫瘍と一般小児のグループに参加しました。血液腫瘍ではプロトコールに従いながら治療期間が長いため学業や家族のもとへ一時帰宅するなど医学的なことだけでないところも考えながら治療することが小児科の特徴なのかなと思いました。
大学病院ではNICUGCUで研修を行いました。新生児は1日の変化で点滴やミルクの量を変更や、日々の採血やエコーで治療が必要ではないか細かくチェックする必要があり興味深かったです。また低出生体重児や早産児、全身麻酔で帝王切開して生まれる子は、出生後すぐNCPRが必要となることがあり2回ほど経験させていただき大変勉強になりました。
2022年も終わり初期研修の終わりが見えてきました。残り少ない期間ですがご指導のほどお願いします。

9ヶ月を終えて O・Y

ここ岐阜赤十字病院で初期臨床研修を始め9ヶ月が経ちました。とても早く感じた9ヶ月でした。私が入職した4月はまだ肌寒かったのを覚えています。そして夏が終わりもう冬がきてまた寒い季節と1年が経つのは早いなあと思う次第です。私はコーヒーが好きなので寒い冬のうちにホットコーヒーを楽しみたいと思います。病院の売店で売っているコーヒーはとてもおいしいのでおすすめです。100円とお値段的にもおすすめです。是非飲んでみて下さい。9ヶ月間でとても多くのことを経験しました。1つとして同じ状況のことはなくその度に学んでいます。医師としてフレッシュな状態であるこの2年間の初期研修が今後の自分の在り方に大きく関わってくると考え、症例や手技、患者さんや医療関係者との関わりなどを1つ1つ丁寧に学んでいきたいと思っております。至らぬ点が多々あるかと思いますが、今後とも宜しくお願い申し上げます。

9ヶ月を終えて K・M

寒さが身と心にしみる季節となりました。夏から秋にかけての外科・消化器内科・血液内科での研修を終え、今は麻酔科ローテ中です。外科での縫合・消化器内科での内視鏡操作のようなその科で基本となるような手技、普段あまり目にしない血液疾患の診断・治療・患者さんとの関わり方など、どれも難しくはありましたが非常に充実した研修を送れていると実感しております。
どの科においても上級医の先生方が丁寧に指導してくださるため、手技や病棟管理・当直にもある程度は慣れてきました。自分の果たせる役割を探して責任を持ってこなせるよう、広い視野を持って今後も業務に努めていこうと思っております。
余談ですが、京都出身という事で地元の美味しい店をよく聞かれます。気軽に話しかけてくださり大変嬉しいです。好みや状況には応じますが、京都・五条の「招福亭」冷やしきつね茶そばは外せない一品です。

9ヶ月を終えて Y・T

初期研修医1年目のYです。研修医となり9ヶ月がたちました。
何も知らなかったはじめの方と比較すると成長スピードが落ち、来年からは後輩も入ってくるということもあり、やや焦りを感じているこの頃です。
着実に新しいことを学び身につけていけている反面、はじめの方に身につけたことをぽろぽろ頭から落ちていってしまっています。これを機にもう一度気を引き締めようと思います。
そして3年目の進路もそろそろ絞り込まないといけない時期にさしかかってきました。
医師人生において大事な時期に岐阜赤十字病院という大変働きやすい病院で働けて本当に幸運だと思います。
まだまだ未熟でご迷惑をおかけすることもあると思いますが今後ともよろしくお願いします。

9ヶ月を終えて O・H

麻酔科、整形外科を回った後、現在は循環器内科・呼吸器内科・腎臓内科をローテートさせていただいています。
麻酔科でほぼ毎日挿管やAラインといった手技を行ったことや、バイタルを随時確認しながら薬剤の調節をするという今までにない緊張感があふれている状況下におかれたことは良い経験となりました。
整形外科では手術の見学に加えて、外来での診察も何度かさせていただき整形外科での診察の基本を教えていただきました。
現在の内科3つの同時ローテートは学ぶべきことが多くてまだまだ勉強量が足りないと感じているところです。
当直含め日々の仕事に慣れてはきたものの吸収すべきことは多々あると感じる日々を過ごしています。2年次のほとんどの期間は院外での研修となるため院内での研修は残りわずかとなりますが一つ一つの経験を大切にしていこうと思います。

ページの先頭へ