岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

研修医日記

第9話

後期研修医としての消化器内科研修 菊地 淳

私は内科系のいずれかの分野を専攻したいと考えていますが、初期研修だけでは内科医としての基礎が不十分と感じ、岐阜赤十字病院の後期研修医として、今年度は消化器内科(4月~9月)と循環器内科(10月より研修中)を6ヶ月づつ研修させて頂く事にしました。
初期研修と比べ研修期間が長かったため、同様の疾患を繰り返し経験することができ、実践のなかで身につくことが多かったと思います。問題が起こったときに、自分で判断できる幅が広がりました。また救急外来での診察時にも、消化器疾患をスクリーニングする能力が上がったように感じています。
6ヶ月でGIFは200例以上、CFは100例経験でき、内視鏡検査も初期研修の頃と比べると、スムーズに行えるようになりました。しかし内視鏡所見からの診断については、まだ未熟であり、上級医の先生の判断を仰ぐことも多々あります。
6ヶ月という限られた期間にも関わらず、親身になってご指導頂いた消化器内科の先生方には、とても感謝しています。非常に充実した研修になりました。
現在は、循環器内科で心臓カテーテル、心エコーを中心に研修中です。近況については、また後日更新予定です。

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