岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

TOPICS

第7話 

当院は2年次に選択研修として旭川赤十字病院や山口赤十字病院を選択し研修することが出来ます。今回は旭川赤十字病院での腎臓内科と神経内科の研修の感想を述べてもらいました。彼らはどのような感想を持ち何を学ぶことが出来たのでしょうか。

天野 裕樹

7月から1ヶ月旭川赤十字病院の腎臓内科にて研修させていただきました。旭川も盆地であり北海道にしては暑かったのですが、食べ物は何を食べてもすごくおいしかったです。
病院のほうは560床で、研修医の先生も2年次3人、1年目8人とたくさんいて研修医室もいつもにぎやかでした。カルテは電子カルテで始めは戸惑いましたがしばらくすると慣れてきました。腎臓内科では透析を扱っており透析導入中の患者さんを受け持たせていただきました。透析患者のマネジメントに加えて血圧や電解質、貧血の管理が学べて有意義でした。また、導入前のシャント増設や腹膜透析導入前の手術も毎日のように行っており、見学できて充実した毎日を送ることができました。先生方を始め透析室のスタッフさん、病棟の看護師さんも親切な方が多く色々と教えていただきました。有難うございました。

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村松 亜紀人

6月の1ヶ月間、北海道の旭川赤十字病院の神経内科で研修をして参りました。旭川赤十字病院は病床数560床と岐阜赤十字病院よりも大きな病院です。旭川市は人口36万人と岐阜市(41万人)よりやや少ないですが、広大な道北エリアの中心都市であり、毎日のように100キロ以上離れた地域から救急車やヘリコプターで患者さんが搬送されてきました。
神経内科では脳卒中、髄膜炎、パーキンソン病、ALS、多発性硬化症、重症筋無力症、動眼神経麻痺、顔面神経麻痺など、多彩な神経疾患を経験させていただきました。また腰椎穿刺も数回経験させていただきました。岐阜赤十字病院では経験することの少ない神経疾患に多数触れることができ、貴重な経験となりました。
休日には全国的に有名な旭山動物園や、大雪山、美瑛、富良野などを観光しました。また、魚介類をはじめとした北海道の新鮮な食べ物でグルメも満喫しました。
このような機会を与えていただきありがとうございました。また旭川赤十字病院のスタッフの暖かい指導にはとても感謝しています。

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