岐阜赤十字病院
卒後臨床研修医

先輩研修医の軌跡

初期研修をおえて

第13話 初期研修を終えた研修医から(H31~R2年度在籍)

研修2年間を終えて   五島 隆之介

岐阜赤十字病院とその医療スタッフのみなさん、2年間本当にお世話になりました。臨床の場でまだ頼りない僕を2年間優しく支えていただいたことに、ただただ感謝いたします。時には礼儀をかいた行為もあったかもしれませんがどうかお許しください。
特に感謝を申し上げたいのが、整形外科野々村先生と耳鼻科小塩先生です。まだ、1年目の進路も決まっていない頃、野々村先生にご飯に誘っていただき、「何科に進むにしても自分が本当に好きで興味のある科に進めば、どんなに辛くても後悔することはない。」と言って下さいました。その一言のおかげで、本当に自分の進路と向き合い研修を続けることができました。
耳鼻科小塩先生は常に外来・手術の際に気にかけてくださり、本当に毎日数えきれないほどの知識と興味を下さいました。それが、今後も耳鼻科医として生きていきたいと思う動機となりました。本当にありがとうございました。
最後に研修とは関係ありませんが、元々中日ドラゴンズが好きで、この写真は学生時代に落合元監督にお会いするために和歌山の落合記念館まで行った際のものです。来ているユニは落合さんが三冠王をとられた際に着用していたものらしいです。この時落合さんから、「どんな仕事でもその道の一流になりなさい。」と直接ご助言いただいたことは一生の宝物です。今後は他院での勤務となりますが、その言葉も一生忘れることなく努力していきたいと思います。

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研修2年間を終えて   堀 賢一郎

2年の研修を終えることができ、ご指導いただきました先生方、支えてくださったスタッフの皆様に感謝いたします。入職した際には、よもや新興感染症(COVID-19感染症)が起きようとは予想だにせず、2年目はCOVID-19を常に念頭においた診療となりました。COVID-19発生以降、先生方やスタッフの皆様が必死に診療や業務にあたっておられる姿を肌身で感じ、岐阜の地域を真に支えているのは岐阜赤十字病院のような地域の砦となるような病院であり、そこで働かれている先生方とスタッフの皆様であると確信しました。3年目からは岐阜を離れ、地元兵庫でリウマチ内科としての研修を開始します。岐阜の医療に携われないのは心苦しく、育てていただいた岐阜赤十字病院の皆様にも後ろめたい気持ちです。いつか立派な姿が見せられるよう来年度以降、もっと成長し、地域を支える医師となれるよう努力し続けたいと思います。

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