岐阜赤十字病院
ウロギネセンター

ペッサリー自己着脱

ペッサリー療法とは

骨盤臓器脱により子宮や膀胱、腸など膣から出てきた臓器を人工的に膣内に納める方法で、臓器の下垂に伴う不快な症状を軽減・緩和する目的で行います。ペッサリー療法には、医師による定期交換と患者様ご自身で出し入れをして頂く自己着脱の2種類があります。

医師による定期交換

自分で管理する手間は省けますが、膣内の粘膜に負担がかかるため、膣内の粘膜が炎症を起こしたり、おりものが増えるなどのトラブルもあります。また、2〜3ヶ月毎の定期的な受診が必要となります。

自己着脱

患者様ご自身でペッサリーの着脱をしていただきます。はじめは怖いかもしれませんが指導を受けて行えば決して難しくはありません。また、1日のうちでペッサリーを装着していない時間を作ることで、膣内の粘膜の炎症やおりものなどのトラブルも軽減できるというメリットがあります。通院の回数も、定期交換に比べて少なく済みます。

当院ウロギネセンターでは、ペッサリー療法を希望される患者様には自己着脱を推奨しており、看護師による「ペッサリー自己着脱外来」を設けております。ペッサリーと上手に付き合うために、ぜひ一緒にやってみましょう。

費用等

指導日時 不定期(患者様のご都合に合わせて、基本的には午後に行います)
指導料 1回2,200円
(別途ペッサリー代を自己負担。リングタイプ:4,250円、サポートタイプ:6,600円)
※自費診療です。受診当日は当院の保険診療は受けられません。
所要時間 1時間程度

リングペッサリー自己着脱外来担当看護師からのメッセージ
上原 里枝

自分でやるのは「怖い」「難しそう」と思われるかもしれませんが、指導を受けて行えば決して難しくありません。
マンツーマンでじっくりお伝えしますので、一緒にがんばりましょう。

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