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栄養課

栄養課ブログ(今月の地産地消献立)

平成28年3月

3月の献立

  • ふきご飯
  • 鶏肉と里芋の旨煮
  • 春キャベツの炒め物
  • ほうれん草の菊花和え
  • デザート

日増しに春の訪れを感じる季節になりました。今年は暖冬の影響もあり、例年よりも桜の開花が早い年となりましたね。岐阜の桜の名所には、長良川堤や一夜城、薄墨公園等さまざまな場所が挙げられますが、お花見に行かれた方も多いのではないでしょうか。『花より団子』という言葉がありますが、お花見よりも食べ物に目が移るなんてこともありますよね。春は筍や山菜など、美味しい食べ物が多く出回ります。食べ過ぎには十分注意し、春の味覚を楽しんで下さいね。

3月20日に、旬の食材である椎茸を使用した料理を提供しました。今月は椎茸について紹介します。

きのこ類といえば秋のイメージを持つ方も多いと思いますが、椎茸は旬の時期が3~5月の春と9~11月の秋の2回あります。食用とする国は日本以外では中国、韓国、台湾など東アジアが中心のようです。

椎茸は生と干した物と両方あり、どちらも利用頻度が高く栄養面でも優れた食材です。生椎茸は天ぷらや鍋の具材、焼き物などに利用されます。干し椎茸は調味料としてだしをとる他、煮物や寿司の具材等に利用されます。 実は干し椎茸は生椎茸に比べて、ビタミンDの含有率が10倍程増えると言われています。また、乾燥過程で香りやうま味成分(グアニル酸)が作られるのも特徴です。

ビタミンDには骨や歯を丈夫にする作用があります。また、脳神経の発育にも関与しており、精神安定やストレスから起こる免疫低下改善にも効果があると言われています。不足すると精神的に不安定になってしまったり、やる気がなくなってしまうことなどがあるため、椎茸を食べる事でストレス対策としても期待出来ます。春は新しい生活・新しい環境に変わる方が最も多い季節です。慣れるまではどうしても心が落ち着かないですよね。そんな時は椎茸を使った料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。

原木に付いているしいたけ しいたけ

収穫前はこのように原木にくっついています。美味しそうですね。

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